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信頼性、故障率、複雑度にソフトウェア

 最も単純な例だと鉛筆と、シャープペンシル(メカニカルペンシル)か。どっちを使うか。現代においては一般的にシャープペンシル使う人が多いんじゃないんだろうか?

 何故?便利だから。芯があればいつでも先は尖ってるしね。しかしながら、鉛筆にはない、故障がある。だれしもシャープの芯が詰まっちゃった経験はあるんじゃないかな?長く使いすぎると、芯が固定できなくなることもある。一方鉛筆は、こちらは構造が単純なだけに、滅多にトラブルはない。削るのも、さして難しいことではない。

 基板の故障率なんかはMIL Specがあって論じられてきた。ソフトウェアについても、信頼性と故障率の話はメトリクスとあわせて1960年代後半からされてきている。でも、あまり知られているとは言えなさそうだなぁ。。

 いま、世の中に出回る製品の複雑度は、多機能化に伴い非常に高くなる傾向にある。また、製品を一つのシステムとしてみた時、直列システム(何処か一つ壊れるとシステム全てがダメ)なものが、多いのではないだろうか。
 日本人の特性としても、本来の使用に差し支えのない不具合が出ても大げさに問題視する、という傾向もあるのかもしれないが、、ま、顧客としては、謳われている機能が正しく動作する事を前提に、商品を見るわけだから、間違っては居ないでしょうな。

 例えば携帯電話。通話だけ出来ていれば、本来の機能は果たしているわけですが、他の機能が故障してても放置する人は少ないのではないか。かくいう私も、ワンセグ映らなくなって修理に出した。(本来の機能とは全く関係ないのにね)

 だが考えてみてほしい。複雑なシステムの全てが、長期間に渡り正しく動作する確率は単純なシステムに比べれば明らかに小さいのは、明白ではないか。そこへ、制御として(余り信頼のおけるものではない)ソフトウェアが乗っかるわけだ。確かに緻密な制御にはソフトウェアは必須であろう。しかし、システム全体の信頼性を考えた時、かなりお荷物であろうことも間違いなかろう。

 多機能化、複雑度を高めることにより付加価値(例えば燃費)を高める手法は、そろそろ限界ではないのか。製品の複雑度をあげ、BlackBox化がすすみ、修理はユニット交換が基本となるのは、結果として高コストであり、環境に対しても高い負荷を要求するのではないか。

 あってもなくてもいい機能なら、ない方を選ぶ選択肢は、もう少し優遇されてもよいのかもしれない。経済原則に反するようで、誰も言い出さないけどね。

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